蔵王のシンボルである”花”の名前がついたクラフトビールが完成! 命名したのはまさかの人!?(山形)
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山形市の佐藤孝弘市長が命名したクラフトビールがこのほど完成し、明日から販売が始まります。 【写真を見る】蔵王のシンボルである”花”の名前がついたクラフトビールが完成! 命名したのはまさかの人!?(山形) きょうはそのお披露目会が行われました。 気になるクラフトビールの名前と、そこに込められた思いとは。 完成したクラフトビールがこちら。 「ZAO KOMAKUSA ALE(コマクサエール)」です。 このビールを製造したのは市内唯一のクラフトビール醸造所である「蔵王ブルワリー」です。 これまでは自分たちで商品名を考えていましたが、今回は蔵王をよりPRしようと新たな試みとして今年7月に、山形市の佐藤市長に命名を依頼したということです。 名前となっているコマクサは蔵王のシンボルとなっている花で、寒さや乾燥など環境の厳しい高山帯でも華麗に、たくましく咲きます。 佐藤市長は、フルーティーさの後に感じられるビールの苦みが、可愛らしい見た目のコマクサが厳しい環境で咲く姿と重なり、今回の名前が思い浮かんだということです。 山形市 佐藤孝弘 市長「初めてこういうことをしたので非常に不思議な感覚。ビールを楽しんでもらうとともに、市民の皆さんにも観光で来た皆さんにも蔵王を愛して高山植物も大切にしてもらいたい」 また、「高山植物の女王」ともいわれるコマクサの花言葉は「誇り」。 「ZAO KOMAKUSA ALE」には、蔵王に咲くコマクサを誇りに思い後世に引き継いでいきたいという願いも込められているんだそうです。 蔵王ブルワリー 海谷康裕 社長「市長から命名いただいたときにすごく素敵な名前だなと思った。私たちも蔵王の駒草を誇りに思いながら、クラフトビールを通じて山形と蔵王を発信して後世に引き継いでいけるような商品です」 市長と生産者の思いが詰まったこのビールは、明日から、蔵王ブルワリーの店舗とオンラインストアで販売されるということです。
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