阿炎と霧島

＜大相撲三月場所＞◇初日◇10日◇大阪・エディオンアリーナ 　大関・霧島（陸奥）は小結・阿炎（錣山）に引き落としで敗れて、黒星スタートとなった。様子を見るような消極的な立ち合いで、そのまま土俵に手をついてしまうという呆気ない霧島の幕切れに、対峙した阿炎もどこか信じられない様子…視聴者からも「本人もビックリ」「阿炎『え？勝ったよw』」「ちょっとびっくりしてる？」と心情を推察するようなコメントが寄せられていた。 【映像】大関撃破した力士の一瞬の表情に視聴者注目 　霧島は、相手のもろ手突きを警戒しすぎたのか、消極的な立ち合いとなってしまい、阿炎に上体を起こされ、そのまま体制を崩し、土俵に手をついてしまった。約1秒での大関の初日黒星に館内は騒然とした。 　これには、ABEMAで解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上氏も「どうしちゃったんですかね」と苦笑。その上で「足が揃っちゃって、大関が。動きがかたいですね」「諸手付きを上げているけど、自分の顎も上げちゃっている。阿炎の当たりが強いわけではないし、霧島も前に出ようとは思っているけど、足が揃っちゃっていて、上半身ばかり出ちゃっている」と敗因について分析していた。 　同じく実況を務めた舩山陽司アナウンサーは「阿炎も『あれ？手ついた？』って表情してますね」と視聴者同様、阿炎の心情について推察。ほかにも「想定外な、、、」「阿炎が一番驚いてるじゃねーかw」といった声も寄せられていた。 （ABEMA/大相撲チャンネル）