「読書の秋」楽しんで 和歌山県みなべ町立図書館
和歌山県みなべ町芝、町立図書館ゆめよみ館は「読書の秋」に本や図書館に親しんでもらおうと「手づくりの小さな絵本展」や「借りたい放題」を開く。 【伝統の子踊り 観衆を魅了 東西の八幡神社で秋祭り、和歌山県みなべ町岩代地域の記事はこちら】 ■手づくりの小さな絵本展 ゆめよみ館は、夏に募集した「手づくりの小さな絵本」に出品された絵本17点を20日まで展示している。24~26日は同町谷口の生涯学習センター内にある町立図書館上南部分館で、11月2、3日には高城公民館でも展示する。 応募があった全ての作品を展示している。いずれもA3サイズの用紙を折ったり切ったりして作った、手のひらサイズのオリジナル絵本。 未就学児から80代まで幅広い年代から応募があった。子どもは、母親や食べ物などを描いた作品が多く、大人はしかけ絵本を作ったり、筆で描いたりするなど工夫を凝らした作品があった。 全ての作品に児童文学作家、井上林子さんによるコメントが添えられている。 図書館の担当者は「かわいらしい作品や力作を、ぜひ見に来てください」と呼びかけている。 ■借りたい放題 「読書週間」の27日~11月9日には、ゆめよみ館と上南部分館で「借りたい放題」をする。普段は一度に10冊までと貸出冊数に制限があるが、期間中は何冊借りてもよい(新刊、雑誌、視聴覚資料は対象外)。貸出期間は2週間。 秋の夜長にたくさんの本に親しんでもらいたいと、2020年から読書週間に合わせて実施している。これまで20~30冊をまとめて借りた人もいた。 問い合わせは、ゆめよみ館(0739・72・1410)へ。
紀伊民報