15日 日本海側で雨の範囲が広がる 激しい雨も 関東以西で25℃超えの夏日
今日15日は、低気圧や前線の影響で、日本海側を中心に雨の降る所がありそう。局地的に激しい雨が降るおそれ。気温は高く、関東から西では夏日が続く予想。朝はヒンヤリしますが、日中は10月中旬とは思えないような暑さに。
日本海に低気圧や前線
今日15日は、低気圧が朝鮮半島付近から日本海へと進み、夜には前線を伴って東北や北海道に近づくでしょう。また、別の低気圧がオホーツク海に進み、前線が日本海北部にのびる予想です。低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となるでしょう。 午前5時30分現在、九州北部や山陰を中心に雨の降っている所があります。発達した雨雲は海上が中心ですが、低気圧や前線の接近に伴い、日本海側を中心に雨の範囲が広がるでしょう。局地的には激しい雨が降るため、道路の冠水や落雷、突風などにご注意ください。また、風も強まりそうです。
太平洋側は晴れ間 日本海側は天気下り坂
今日15日は、九州北部では断続的に雨が降り、長崎県を中心に激しい雨の降る所がありそうです。九州南部も所々で雨が降るでしょう。中国地方は夕方以降、雨の範囲が広がりそうです。局地的には雷を伴って雨脚が強まるでしょう。四国や近畿、東海は晴れ間も出ますが、夜は雨の降る所がありそうです。関東甲信はおおむね晴れて、にわか雨は局地的でしょう。 北陸は雲が広がりやすく、夜は所々で雨が降りそうです。東北と北海道は日差しがあっても、天気はゆっくり下り坂。日本海側の早い所では昼頃から雨雲がかかり、局地的に雷雨となるでしょう。夜は、太平洋側でも雨の降る所がありそうです。 沖縄は雲が多めながらも、日が差すでしょう。ただ、急な雨や雷雨に注意が必要です。
関東以西は広く夏日
最高気温は、昨日14日と同じくらいか2℃ほど高く、25℃以上の夏日の所が多くなりそうです。 沖縄は30℃以上の真夏日の所が多く、蒸し暑さが続くでしょう。九州から東海では28℃前後まで上がる所がほとんどで、鹿児島や熊本は30℃と真夏日の予想です。こまめな水分補給や休憩を心がけてください。 関東甲信、北陸は25℃から27℃くらいで、9月中旬並みの所が多いでしょう。日差しのもとでは汗ばむくらいです。東北は23℃前後、北海道は20℃から22℃くらいまで上がる所が多いでしょう。 朝と日中との気温差が大きくなるため、重ね着などで調節してください。夜は南よりの風の吹く所が多く、極端な冷え込みはなさそうです。
日本気象協会 本社 青山 亜紀子