就寝中に「暖房器具から炎」洗濯物がストーブに…“点検不足や不注意”5年で事故511件 愛知では販売された灯油にガソリン混入のおそれも
CBCテレビ
7日は、各地で今季一番の寒さになりました。これから冷え込みがさらに厳しくなってくると「暖房器具」の事故に注意が必要です。 【写真を見る】就寝中に「暖房器具から炎」洗濯物がストーブに…“点検不足や不注意”5年で事故511件 愛知では販売された灯油にガソリン混入のおそれも 例えば、室内で干していた洗濯物がストーブの上に落ちたり、寝ているときにふとんがストーブに接触してしまうと…引火のおそれが。 さらに、石油ストーブに灯油と間違ってガソリンを給油してしまうと…突然火の手が。 また、タンクのふたがしっかり閉まっていないと灯油がふきこぼれ、火事の原因に。 NITE=製品評価技術基盤機構によると、石油ストーブや電気ストーブを使う際に点検不足や不注意によって、火事や低温やけどになる事故が去年までの5年間で511件報告されています。 前のシーズンの灯油を使うことも危険です。不完全燃焼や異常燃焼の原因になる恐れがあるからです。 そんな中、愛知県岡崎市ではガソリンが混入したおそれのある「灯油」が販売されていたことがわかりました。 ■販売された“灯油”にガソリン混入か 火災のおそれも… 販売したのは「ユニーオイル 岡崎定国サービスステーション」です。 10月4日から11月5日までの間に、ガソリンが混入したおそれのある灯油が約3000リットル販売されたということです。 タンクローリーから灯油やガソリンを移す際にミスがあり、11月1日に行われた灯油のサンプル調査で問題が判明しました。 消防によりますと、これまでのところこの灯油が原因とみられる火災は起きていないということです。 消防は、ガソリンが混ざった灯油を誤ってストーブで使用すると火災につながるおそれがあるとして、この灯油を使用しないよう購入者に呼びかけています。
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