皇治が「練習してないんちゃうか?」と5分2R主張の三浦孝太に辛辣コメント【RIZIN】
「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でMMAデビュー戦に臨む皇治(TEAM ONE)が12月21日、都内で公開練習を行った。 練習後の本紙の取材に皇治は対戦相手のサッカーの元日本代表・三浦知良の次男、三浦孝太(BRAVE)に対し「練習してないんちゃうか?」と辛らつなコメントを残した。 今回の試合は-65kg契約で5分2Rで行われるのだが、皇治は公開練習後の会見で「やっぱり七光りパワーなんすかね。だって俺、普段は60kgやからね。総合でいうバンタムやから、その辺でやれんのかなと思ったら“65kgでしか絶対できへん”と。“落とさせ”言うたら“減量したら体調を崩す”と。泣かすぞ!って話じゃないですか(笑)。まあ、試合が成立してみんなが喜んでくれるなら何でもいいですけど。あと5分2Rでしょ。俺、こんなキャラやから5分2Rにしたら、みんながまた沸くじゃないですか“なんでやねん”と。だから5分3Rでやりたいって熱弁したんですよ。それなのに“5分2Rじゃないと嫌だと。なんでやねん?って聞いたら“体調崩すから”って。どういうことやねんって(笑)。それは冗談ですけど、5分2Rしか嫌らしいです。でも成立させないと意味がないからしゃあないですよね。そこは大人なんで“いいよ、全部合わせるよ”って」とルール決定に至る経緯を暴露。
またカード発表会見で三浦をディスることなくおとなしかったことについては「本音を言うと、この子に言うことがない。俺はなんもないところから這い上がってこうなってきたつもりでいる。あの子はあの子でいろいろな悩みがあると思うが、親の七光りで出れている。なめんなよ、という思いはありますし、それを見せる気はありますが“彼は彼で悩みがあるだろうし”というところで見てますんで、何も言うことはないです」と語った。 その後の本紙の取材では5分2Rに決まった際の心境について「おいおい、って感じ。体力がないのかなと思いましたよ。どう考えても向こうは5分3Rにしたほうが有利じゃないですか。こっちはやったことをないことをやるわけですから。それなのに5分2Rがいいって言うのは練習も大してやってないのかなと思うし、自信のなさの表れなんちゃうかなと思いますけど」との見解。
そして「それに俺はMMAを真剣にやるって言っているのに、5分2Rって“おい”って思うわけじゃないですか。それはRIZINに言いましたよ。“体重はまだしもそこはかっこ悪いぞ”と。でも絶対に無理だと言うから。根性ないなと思った。根性勝負なら負けない」とも語った。 また「向こうは今までの試合展開を見ても早く決めたいんですよね。一気に来て一気に極めるのがあの子のパターン。僕らも若い時はそういう戦い方だった。そういう戦いに持っていきたいんだろうなと思うんで、その対策もしている」と三浦陣営の戦略を予想した。