【卓球】WTTフィーダー マスカット大会、女子シングルスで横井咲桜が優勝、男子単で吉山僚一が準優勝
8月29日~9月1日にかけて、オマーンで開催された国際大会・WTTフィーダーマスカット。日本からは男女合わせて5選手が参戦し、女子シングルスで横井咲桜(ミキハウス)が中国選手を4連続で退けて見事優勝を果たした。 〈女子シングルス〉 優勝:横井咲桜(ミキハウス) 準優勝:楊屹韵(中国) 3位:朱思冰、覃予萱(ともに中国) 横井は、準々決勝で範姝涵(中国)にゲームカウント0-2から逆転勝利で波に乗り、決勝ではカット型の楊屹韵(中国)と対戦。安定したカット打ちと威力あふれるバックドライブが随所で光り、あっという間に2ゲームを先取。3ゲーム目は9-10、10-11と2度のゲームポイントを凌ぎ切って13-11で勝利し、WTTシングルス初優勝を飾った。 また女子シングルスには横井のほかに井絢乃、枝廣瞳(ともに中国電力ライシス)も出場し、井は初戦で範姝涵に、枝廣は2回戦で韓菲兒(中国)にそれぞれストレートで敗れ、上位進出はならなかった。 また男子シングルスには吉山僚一(日本大)、横谷晟(愛知工業大)が出場。吉山は、2023年の世界ユース団体優勝メンバーの温瑞博、陳垣宇(ともに中国)を退け、決勝に進出。薛飛との決勝は、バックサイドヘの積極的な攻めで1ゲーム目を先取するも、あとが続かず。横谷は男子ダブルスを制した左腕のレンベルト(フランス)に1回戦で敗れ、初戦敗退となった。 なお、各種目の入賞者は下記のとおり。 〈男子シングルス〉 優勝:薛飛(中国) 準優勝:吉山僚一(日本大) 3位:陳垣宇、袁励岑(ともに中国) 〈男子ダブルス〉 優勝:セイフリード/レンベルト(フランス) 準優勝:向鵬/袁励岑(中国) 3位:曾蓓勛/薛飛(中国)、ロッシ/オイエボデ(イタリア) 〈女子ダブルス〉 優勝:徐奕/範姝涵(中国) 準優勝:楊屹韵/朱思冰(中国) 3位:韓菲兒/王暁彤、覃予萱/縱歌曼(ともに中国) 〈混合ダブルス〉 優勝:薛飛/王暁彤(中国) 準優勝:袁励岑/縱歌曼(中国) 3位:向鵬/韓菲兒(中国)、ジェイン/ゴーシュ(インド)