最大の暴落は? 日本人選手、市場価値ダウン額ランキング9位。得点力不足の原因? 日本人FWが不評
年齢や実績など様々な要素によって算出される市場価値は、その時期の活躍によって大きく左右されることもある。23/24シーズンも終盤に差し掛かった現在、その市場価値を大きく下げてしまった日本人選手は誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値下落額ランキングを紹介する。※市場価値や成績等の情報は3月10日時点の『transfermarkt』を参照。2023年7月1日と現在の市場価格を比較。下落額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
9位:林大地(ニュルンベルク/ドイツ) 生年月日:1997年5月23日 市場価値の変動: 150万ユーロ(約2.1億円)→120万ユーロ(約1.68億円) 市場価値の減少額:30万ユーロ(約4200万円/-20.0 %) 22/23リーグ戦成績: 13試合2ゴール1アシスト ※シント=トロイデン(ベルギー)在籍時 ドイツ2部のニュルンベルクに所属するFW林大地が9位にランクインした。現在26歳の林は、昨年6月にシント=トロイデン(ベルギー)からニュルンベルクへ期限付き移籍。リーグ開幕戦で途中からピッチに立ち、ブンデスリーガデビューを果たした。 クラブは今季、得点力不足に悩んでおり、林には得点に絡むプレーが期待されていたが、ここまでリーグ戦では2ゴール1アシストを記録するに留まっている。昨年12月にはドイツ紙『ビルト』が、林がクラブの期待に応えられていないとした上で、ニュルンベルクには「真のフォワード」がいないことが問題であると指摘していた。 その市場価値は、昨年7月から30万ユーロ(約4200万円)ダウンとなった。ベルギー時代にも上がり続けていた市場価値が一度下落してしまったことがあるが、その後また右肩上がりのグラフを描いているため、まだまだ持ち直すチャンスは十分にある。気がかりなのは、林が1月20日に行われた第18節ロストック戦以降ベンチ外となっていること。『ビルト』は同選手がアキレス腱に問題を抱えていると報じており、活躍のチャンスを得るにはもう少し時間がかかりそうだ。
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