【年末も大谷の話題でもちきり!】2024年の スポーツニュースを振り返る
サッカーJ1は神戸が2連覇
サッカーJ1のリーグ戦は12月8日、最終節までもつれた優勝争いをヴィッセル神戸が制し、2連覇を果たした。2位はサンフレッチェ広島、3位はJ1昇格1年目のFC町田ゼルビア。MVPには13ゴール10アシストと活躍した神戸のFW武藤嘉紀が選ばれた。Jリーグカップは名古屋グランパスが優勝、天皇杯はヴィッセル神戸が5大会ぶり2度目の優勝を果たした。 パリ五輪で、男子サッカーの日本代表(U-23)はグループDを3勝負けなしで通過。準々決勝でスペインに0-3で敗れた。女子代表(なでしこジャパン)はグループCを2勝1敗で2位通過。準々決勝で米国に0-1で敗れた。 サッカーW杯2026のアジア最終予選C組で、日本代表は11月19日に中国を3-1で下し、ここまでの6試合を5勝1分けで首位をキープ。8大会連続の本大会出場に王手をかけた。
大相撲:大の里が躍進し大関に
大相撲1月場所(初場所)は、一人横綱の照ノ富士(伊勢ヶ浜部屋)が関脇琴ノ若との優勝決定戦を制し、13勝2敗で4場所ぶり9回目の優勝を果たした。琴ノ若は大関昇進が決まった。 日本相撲協会は2月、宮城野親方(元横綱・白鵬)に対し、弟子の幕内北青鵬の暴力行為の監督責任を問い、2階級降格と減俸の懲戒処分を決めた。北青鵬は引退。宮城野部屋の全員が4月、同じ一門の伊勢ケ浜部屋に転籍した。 3月場所(春場所)は、新入幕の尊富士(24)が13勝2敗で初優勝。新入幕での優勝は実に110年ぶり。大関琴ノ若は4月、「琴桜」に改名。5月場所(夏場所)は小結大の里が12勝3敗で初優勝した。幕下付け出しから7場所での幕内優勝は史上最速。7月場所(名古屋場所)は横綱照ノ富士が平幕隆の勝との優勝決定戦を制し、3場所ぶり10度目の優勝を果たした。 9月場所(秋場所)は関脇大の里が13勝2敗で優勝。大関昇進が決まった。11月場所(九州場所)は大関琴桜が14勝1敗で初優勝を果たした。
女子ゴルフ 笹生、古江がメジャーV
女子ゴルフのメジャー大会・全米女子オープン(5月30日~6月2日、米ペンシルベニア州・ランカスターCC)で、笹生優花が20年に続いて大会2度目の優勝。渋野日向子が2位、古江彩佳が6位となった。7月のエビアン選手権(11日~14日、フランス・エビアンリゾートGC)では古江が初優勝し、日本女子で4人目のメジャー覇者となった。 男子では松山英樹が8月、米プレーオフシリーズ第1戦(フェデックスセントジュード選手権、15日~18日)を制し、PGAツアー通算10勝目を飾った。松山はこれに先立ち、パリ五輪のゴルフ競技にも出場。通算17アンダーで3位となり、この競技で日本男子初のメダルを獲得した。
坂本花織が世界フィギュア選手権3連覇
世界フィギュアスケート選手権2024(3月18日~24日、カナダ・モントリオール)で、坂本花織が女子シングルス3連覇を達成。フリーで149.6点をマークし、ショートプログラム4位から逆転した。同種目の3連覇は、1968年大会のペギー・フレミング以来56年ぶり。男子シングルは、鍵山優真が2位となった。 1月の四大陸選手権(中国・上海)では、鍵山が男子シングルで優勝。女子シングルも千葉百音(もね)が優勝を果たした。 18年平昌五輪、22年北京五輪のメダリストで、世界選手権も制した宇野昌磨が5月、競技の引退を表明した。