加藤未唯ペア 第2シード撃破し全仏OP8強、加藤は2種目で準々決勝へ<女子テニス>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日に女子ダブルス3回戦が行われ、第16シードの加藤未唯/ N・キチェノック(ウクライナ)組が第2シードのN・メリチャー マルティネス(アメリカ)/ E・ペレス(オーストラリア)組を6-3, 6-2のストレートで破りベスト8進出を果たした。 【動画】加藤未唯がボールをぶつけてしまったシーン(昨年全仏OP女子ダブルス3回戦) 加藤は昨年、A・スーチャディ(インドネシア)とのペアで同大会の女子ダブルスに出場したものの、3回戦で加藤がボールガールにボールをぶつけてしまい失格処分となっていた。 今大会にはキチェノックとのペアで出場。1回戦ではD・サビル(オーストラリア)/ A・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)組、2回戦でM・ラムスデン(イギリス)/ ワン・ヤファン(中国)組を下し3回戦に駒を進めた。 3回戦の第1セット、両ペア2度ずつブレークを奪い合い迎えた第8ゲーム、加藤/ キチェノック組はブレークポイントを握ると、最後はキチェノックが強烈なリターンを打ち込みブレークに成功。加藤とキチェノックは直後の第9ゲームをキープし先行する。 第2セット、加藤とキチェノックは第3ゲームと第7ゲームでブレークに成功。最後は加藤のサービスゲームとなった第8ゲームをキープし、ベスト8進出を決めた。 勝利した加藤/ キチェノック組は準々決勝で第5シードのC・ガウフ(アメリカ)/ K・シニアコバ(チェコ)組と第10シードの柴原瑛菜/ ワン・シンユ(中国)組の勝者と対戦する。 なお、加藤は昨年優勝を果たした混合ダブルスでもT・プッツ(ドイツ)とのペアで8強入りしており、出場2種目で準々決勝進出を果たした。
tennis365.net