「新しい田中将大を見られる」巨人での復活へ五十嵐亮太氏が解説 ポイントは甲斐拓也&セ・リーグ
プロ野球・楽天から巨人へ移籍合意が報じられている田中将大投手。巨人での「復活」へ元メジャーリーガーの五十嵐亮太さんが分析しました。 【画像】自由契約選手になると発表された楽天の田中将大投手 現在36歳の田中投手は、9月に今季1軍初登板。5回4失点で敗戦投手となり、今シーズンの登板は1軍ではこの1試合のみでした。ヤンキース時代は6年連続2桁勝利を達成するなど圧巻の活躍でしたが、日本球界復帰後はここまで一度も2桁勝利はありません。 五十嵐さんは田中選手が巨人で再び復活できると大きく2つのポイントで話しました。 一つ目はソフトバンクからFA権を行使し、巨人に移籍した捕手・甲斐拓也選手の存在です。「同じリーグでプレーしていて田中投手の良いところと、そうじゃないところを敵チームだから細かく分析している。甲斐拓也と一緒にバッテリーを組むことでいいものを引き出せる可能性もありますし、よくなかったポイントも敵チームだからこそ見えるところもある。そういった情報を田中投手は知ることができる。ピッチャーとしても変化することができるのでまた新しい田中投手を見られる可能性がある」と話します。 さらにもう一つのポイントとしてリーグが変わることも大きいと話します。「パ・リーグでやってたのでセ・リーグに変わったときにバッターが慣れてない分、ピッチャーに優位に働くのではないかなと思う。これは田中投手にとって良い方向に働く」と話しました。 (12月21日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)