【ボクシング】試合中に肩が脱臼!セコンドが修復し続行、なんと勝利「なぜ続行できる」疑問の声も
9月29日(日本時間)英国シェフィールドで行われたボクシング興行の[157ポンド契約(約71㎏)6回戦]では2R、一方の選手の右肩がパンチを振った際に外れ、レフリーがタイムを宣告。選手はセコンドに一瞬で肩をはめてもらうと試合再開。何事も無かったかのように激しく右を振るい、そのまま判定勝利してしまった。 ネットでは「こんなに早く肩が治るなんて」と驚きの声と共に「TKOであるべきだ」「どんなルールなんだ?」とレフェリーの裁量や運営に疑問の声が上がっている。 【フォト・動画】痛そう!右肩が外れるも、即セコンドが修復して続行! 試合は8勝無敗のコナン・マレー(英国)と2勝2敗のマルコ・シモンズの対戦で、オッズは当然無敗で地元期待のコナンが7対1の圧倒有利だった。 始まると2勝2敗マルコが激しく詰め、左右フックを振り回す。無敗コナンはテクニシャンらしく、足を使ってアウトボクシングだ。 すると2R、2勝2敗マルコが大振りフックを振った後、右腕がだらりと垂れ下がってしまう。痛そうな声でレフェリーに何事か伝えると、レフェリーはタイムアウトを宣告。脱臼したようだ。 マルコは顔をしかめ自陣コーナーに行くと、セコンドらしき男がすぐさま肩をはめる! 肩がはまると、レフェリーが続行を宣言。先ほどまで痛がっていたマルコは、何事も無かったかのように右のフックを振り回し始めた。 そして試合は6Rまで滞りなく行われ、判定はなんと、最後までアグレッシブに脱臼した右のフックを当て続けたマルコの勝利。無敗の相手は、3Rにマルコの右で左目の上をカットしているほどだ。 この試合にネットでは「こんなに早く肩が戻ることある?野獣だ」と驚きの声と共に「ファイターが試合を一時停止できるなんて」「こんなルールが許されるなら、俺だったら酸素缶を吸いに行くね」「治療の許可があったから勝ったんだろ」と、試合中の”治療タイム”について疑義が沸き起こっている。 負傷で試合続行出来なければ終了もありうるだろうが、このタイムアウトから治療、再開の流れのスムースさから「事前に脱臼癖があることを運営に伝えていたのかも」という声も出ている。 大会をプロモーションしたマッチルームボクシングは現在、特に説明は出していない。