【毎日書評】いつもの謝罪にプラスするだけ。上手なお詫びのことばとは?
ミスしたときの「ごめんなさい」
ミスは誰にでもあるものですが、そこからのリカバリーで差がつくもの。さまざまなシーンにおけるお詫びのことばを確認してみましょう。 ミスをいさぎよく認めることば 招集ミスでご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。 次回からは参加メンバーを再確認いたします。 *** 私のミスでプレゼンがうまくいかず、申し訳ありませんでした。 再度見直しを行います。 *** 私のミスで書類に誤りがありました。 心よりお詫びを申し上げます。 今後は確認を徹底します。 (以上 116ページより) ポイントは、自分のミスをいさぎよく認め、正しく謝れること。言い訳はせず、素直に認めて次に生かす姿勢を示すべきなのです。(116ページより) こんなふうにいいがち:確認はしたんですけど…。 いいたくなる気持ちは理解できるものの、ミスしてしまったことは事実。上記のような表現だと、「この人、いさぎよくないなあ」と思われかねません。そこで、以下のようなことばを用いるといいようです。 返事が遅れてしまい、誠に申し訳ありません。 今すぐ対応いたします。 *** 資料に誤りがあり、申し訳ありませんでした。 修正したものを早急にお送りします。 (以上 117ページより) これらは相手に対し、自分がすぐに対応することを伝えることば。訂正できるミスの場合は、できるだけ早く対応すると誠意が伝わるそうです。(116ページより) 冒頭でも触れたように、男女の性差に関係なく、すべてのビジネスパーソンに役立つ一冊。人間関係を円滑にしたいのであれば、参考にしてみるべきかもしれません。 >>Kindle unlimited、2万冊以上が楽しめる読み放題を体験! Source: Gakken
印南敦史