宝塚歌劇団「改革」進ちょく報告「出演者による稽古用小道具の製作を廃止し、スタッフが購入」
宝塚歌劇団は8日、公式HPを更新し、昨年9月の劇団員急死をきっかけに進めている労働環境などへの「改革の取り組み」について、進捗(しんちょく)状況を新たに報告した。 ホームページによると1月以降順次実施中としている「稽古用小道具の準備や段取りに関する役割の見直し」について「出演者による稽古用小道具の製作を廃止し、スタッフが購入して保管のうえ各組で共有しています」とし、今後も「適切化について検討を進めております」と継続して改革していくことに言及した。 また、4月から一部手当の増額やベースアップを実施したことを明かし「劇団員が安心してより良い舞台づくりに専念できるよう、さらなる労働環境の改善に努めてまいります」とした。