息子が大きくなったので「チャイルドシート」を処分したいです。「無料」で引き取ってくれるサービスがあると聞いたのですが、本当でしょうか?
6歳未満の幼児を車に乗せる場合は、チャイルドシートの着用が義務付けられています。しかし、子どもの成長と共に不要になり、無料で処分できないか考えている方もいることでしょう。 そこで今回は、チャイルドシートを無料で処分する方法や自治体で処分してもらう際の費用について解説します。
チャイルドシートを処分するタイミング
チャイルドシートは、継続して使用することがなくなったら処分のタイミングといえます。「いつか使うかも」と置いておきたいケースもありますが、場所を取らずに保管することは難しいです。どうしても邪魔になってしまうため、使わなくなったら処分を検討しましょう。
チャイルドシートを無料で処分する方法
チャイルドシートは長期にわたって使用するもので、子どもの成長とともに使用しなくなります。そのため、愛着が湧いたり思い出が詰まっていたりと、捨てづらい方もいるでしょう。 また、チャイルドシートを粗大ゴミとして処分する場合は、費用がかかります。ここでは無料で処分でき、かつ気持ちよく処分できる方法をご紹介します。 ■友人・知人・家族に譲る 友人・知人・家族などで「子どもが生まれるからチャイルドシートが欲しい」という方に譲るのも1つの方法です。チャイルドシートは安い買い物ではないため、譲ってもらえるなら誰でも喜んでくれると考えられます。 また、最終的に処分に困るため、使える間は友人・知人・家族で使い回すケースも少なくないようです。 ただし、チャイルドシートは子どもの年齢に合わせて3種類に分かれています。年齢に合わないものを使用すると、効果が薄れてしまい安全性を保てない可能性があるため注意が必要です。譲る場合は、適正年齢をしっかりと確認してから行いましょう。 ■リサイクルショップに買い取りしてもらう 不要なチャイルドシートをリサイクルショップで買い取ってもらう方法があります。買い取り金額がいくらになるかは店舗や品物の状態によりますが、お金を支払うことなく引き取ってくれる可能性があります。 ただし、必ずしも買い取ってもらえるわけではないため、買い取りできない可能性も頭に入れておきましょう。 ■NPO法人などに寄付をする 使わなくなったチャイルドシートを回収して、必要とする家族に届ける活動をしているNPO法人があります。寄付をしたら、再利用してもらえる可能性があるため、チャイルドシートを捨てる必要がありません。 「長年使ったから愛着が湧いている」「子どもの成長と共に使用したので思い出が詰まっている」など、捨てることに抵抗がある方もいるでしょう。再び必要とする誰かに使ってもらえるため、気持ちよく提供できます。 ■メーカーのリサイクルサービスに出す リサイクルサービスを行っているチャイルドシートの製造メーカーがあります。使用済みのチャイルドシートを引き取り、リサイクル材として再利用してくれるようです。再利用の場合は、チャイルドシートではなく、別商品の素材に活用するそうです。 リサイクルサービスは無料で対応しています。ただし、郵送にかかる送料は送り主の負担となる点、他社製品は対象にならない可能性がある点に注意しましょう。