高知競馬初の“賞金1億円馬”がラストラン迎える 19日には引退式も実施
高知競馬初の“賞金1億円ホース”となったスペルマロン(セ11、高知・別府真司厩舎)が12日をもって引退。今後は観音寺乗馬クラブで余生を過ごす。高知県競馬組合が13日、発表した。 【写真】スペルマロンこれまでの軌跡 同馬は父ロージズインメイ、母チャンピオンダイヤ、母の父ダンスインザダークの血統。伯父には09年の札幌2歳S覇者サンディエゴシチーがいる。 JRAでは3勝を挙げ、19年秋から高知競馬に本拠地を移す。同年暮れの高知県知事賞を制すなど、長きにわたって活躍を続け、21年の建依別賞で当地重賞の全距離制覇(1300m、1400m、1600m、1900m、2400mで勝利)も達成。同年10月のアドミラブル賞を勝ち、高知での総獲得賞金が史上初めて1億円を突破した馬になった。今年1月12日の高知10R・ジャニュアリー特別がラストラン。中央時代を含めた通算成績は102戦27勝(うち重賞12勝)だった。 功績を称え、1月19日(日)の16時45分頃から、高知競馬場のパドックにて引退式が行われる。 (高知県競馬組合のリリースより)