大分市立小中学校の夏休み、来年度から8月31日まで 熱中症対策で7日間延長
大分市立小中学校と義務教育学校の夏休み期間について、来年度から7日間延長して8月31日までとすることが決まりました。 これは20日の大分市教育委員会で決まったものです。文部科学省からの通知を受けて、大分市教委は熱中症対策の観点から夏休みの延長を検討していました。大分市の8月の平均最高気温は34.4度で、猛暑日が15日間あったことから熱中症のリスクの軽減を図ります。 大分県内では大分市以外で3市町村が来年度8月31日までとする方針です。 (大分市教委学校教育課・安東隆司参事)「夏休みを延長、2学期を短縮することによって、児童生徒がゆとりをもって学校生活、家庭生活を過ごせるように学校側としても教職員がゆとりをもって2学期をスタートできる」 大分市内の小中学校などの年間の授業のコマ数は、文科省の示した標準時間より多いこともあり、市教委は夏休み期間の延長を授業のコマ数の適正化にもつなげたいとしています。
大分放送