大谷翔平、史上2人目の4年連続『指名打者賞』…オルティス以来の最長記録
米大リーグ機構は14日、年間で最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」を発表し、史上初の「50-50(54本塁打59盗塁)」を達成したドジャースの大谷翔平選手(30)が4年連続4度目の受賞に輝いた。連続受賞は2003年~07年まで5年連続のデビッド・オルティス(レッドソックス)以来で、歴代2位の最長記録だ。同賞は両リーグ通じて1人が選ばれる。 大谷は今季、右肘手術の影響で打者に専念し、指名打者として159試合に出場し、打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁と圧倒的な成績をマーク。本塁打と打点の2冠を獲得し、大リーグ史上初めて「50-50」を達成した。 両リーグでの2年連続本塁打王も史上初で、打点王は日本選手で初めて。打率は首位打者のアラエス(パドレス)に4厘差、59盗塁は1位のデラクルス(レッズ)に8差でいずれもリーグ2位。OPSは昨年に続き、自身2度目の「1」を越える1.036、出塁率3割9分、長打率.646、134得点といずれもリーグ1位だった。
中日スポーツ