新しいBMW 1シリーズ登場へ
内外装の変更で、さらに上質なコンパクトハッチへ。 【写真を見る】新しい1シリーズの細部を徹底チェック(45枚)
フロントまわり激変!
6月5日、BMWは、新しい「1シリーズ」を発表した。 アップデートの最大のポイントは、フロントまわりだ。新しいキドニーグリル(フロントグリル)や灯火類によって、よりシャープな印象を高めた。先日発表された新しい3シリーズを彷彿とさせる進化だ。さらにスポーツモデルのキドニーグリルはブラックとし、精悍さを高めた。フロントに対しリヤまわりの変更箇所は少なく、バンパーや灯火類などのデザインが変更された。 インテリアでは、ほかのモデル同様にBMWカーブド・ディスプレイを設置し、先進性と操作性を高める。インフォテインメントシステムは最新のBMWオペレーティング・システム9にアップデートされた。 インパネまわりは物理的なスイッチが大幅に減り、すっきりとした。多くの車両設定は、タッチスクリーンのBMWカーブド・ディスプレイで操作する。 シート形状も変更され、快適性と座り心地が向上したという。さらに、レザーフリー仕様も用意。装備面では、オートマチックエアコンシステム、アラームシステム、電動格納式ドアミラー、新しいナビゲーションシステムなどを標準化した。 搭載するパワーユニットがガソリンとディーゼルで、デュアルクラッチタイプの7ATと組み合わされる。 新しい1シリーズの日本導入時期などは未定だ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)