【カンボジア】アンコール遺跡入場者、1~9月は3割増
カンボジア北西部シエムレアプ州にある同国有数の観光地であるアンコール遺跡群を2024年1~9月に訪れた外国人旅行者は69万9,850人、入場料収入は3,250万米ドル(約47億6,200万円)で、共に前年同期比30%増加した。クメール・タイムズ(電子版)が2日伝えた。 同遺跡群などのチケット販売を管理する国営アンコール・エンタープライズによると、国籍別の入場者の上位は順に、米国、英国、フランス、韓国、中国だった。 9月単月の外国人旅行者数は4万7,993人、入場料収入は218万米ドルで、前年同月比17%増えた。 観光省のトップ・ソフィアック次官は、遺跡群の新たな玄関口となるシエムレアプ・アンコール国際空港が23年11月に開業したことが、外国人旅行者の増加につながったと指摘した。