【写真：Getty Images】

　サッカー日本代表のMF久保建英は11日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選・グループリーグB最終節のシリア代表戦に先発出場し、62分までプレーした。今シーズンのラストマッチを終えた久保に対して、スペインメディア『ムンドデポルティーボ』が言及している。 　レアル・ソシエダでの2シーズン目を迎えた久保は、今シーズンの前半戦は得点を量産したものの、終盤にかけて疲労の色が垣間見え、シーズン序盤のようなキレは影を潜めた。また、UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）に自身として初めて参戦したこともあり、公式戦の出場試合数は41試合に達した。加えて代表では、1月にAFCアジアカップカタール2023にも招集されるなど、クラブと代表との両立による厳しいスケジュールを今季は戦い抜いた。 【動画】まばたき厳禁！ 久保建英の衝撃ゴールがこれだ！ 　そんな久保に対して同メディアは、「待ちに待った休暇が久保建英にやってきた」と報じた。さらに、「半年間の試合の負荷が身体に重くのしかかった。7月11日にスビエタのトレーニングセンターでイマノル・アルグアシル監督のもと、新シーズンが始動するまで、1か月の休暇が始まる。日本代表ウィンガーの獲得に興味を持っているチームはいくつかあるが、彼の最優先は環境を変えないことだ」と、移籍の噂もある同選手に対して、残留を勧めた。 　さらに、「アルグアシル監督にとって良いニュースは、FIFAワールドカップ2026のアジア最終予選が始まる9月まで、久保は、国際試合がないことだ」と伝え、UEFAEURO2024（ユーロ）やコパアメリカ2024に出場する、ヨーロッパや南米の選手たちとは違い、しっかり休暇をとったうえで、来シーズンを始動できることにも触れた。今月4日に23歳の誕生日を迎えたばかりの日本の至宝にかかる期待は大きいが、まずは心身ともにリフレッシュすることを願うばかりだ。