最高額は誰だ! 日本代表デビュー時の市場価値ランキング11~20位。高額だったのは?
18位:髙萩洋次郎(アルビレックス新潟シンガポール) 生年月日:1986年8月2日(37歳) デビュー:2013年7月21日 デビュー時の市場価値:150万ユーロ(約2億1000万円) デビュー時の所属クラブ:サンフレッチェ広島 現在アルビレックス新潟シンガポールでプレーする37歳のベテランMF髙萩洋次郎は、サンフレッチェ広島時代の2013年7月にサッカー日本代表デビューを果たした。代表デビュー時の市場価値は150万ユーロ(約2億1000万円)。それがキャリア最高で、現在は5万ユーロ(約700万円)となっている。 広島ユース出身の高萩は、2003年にトップチームに昇格を果たす。2006年には愛媛FCへ期限付き移籍したが、2007年に復帰して頭角を現すと、2012年はリーグ戦全試合に出場してJ1初優勝に貢献した。翌シーズンから背番号10を背負い、J1連覇に貢献。2013年7月21日に行われた東アジアカップ(E-1選手権)第1戦の中国代表戦でA代表デビューを果たすと、第3戦の韓国代表戦で代表2キャップ目を記録。日本の優勝に貢献した。 その後、髙萩はオーストラリアや韓国でもプレー。2017年からしばらくはJリーグに身を置いたが、今冬にアルビレックス新潟シンガポールに移籍し、再び海外挑戦を果たしている。今もなお高いテクニックを誇るMFは、まだまだ輝きを失わないようだ。
17位:酒井宏樹(浦和レッズ) 生年月日:1990年4月12日(33歳) デビュー:2012年5月23日 デビュー時の市場価値:160万ユーロ(約2億2400万円) デビュー時の所属クラブ:柏レイソル 不動の右サイドバックとして長年サッカー日本代表に君臨してきた酒井宏樹が、日本代表デビュー時の市場価値ランキング17位にランクインとなった。2011年10月に日本代表に招集されていたが、A代表デビューは2012年5月23日に行われたキリンチャレンジカップのアゼルバイジャン代表戦。内田篤人との交代で後半頭からの出場となった。 代表デビュー当時の市場価値は160万ユーロ(約2億2400万円)だったが、そこからさらに飛躍を遂げた酒井は、マルセイユ時代の2018年に800万ユーロ(約11億2000万円)にまで上昇した。33歳となった今でも100万ユーロ(約1億4000万円)と1億円を超えているのは驚くべきことだろう。 酒井はこれまでのプロキャリアで輝かしい成績を収めている。柏レイソル時代の2010年にJ2優勝とJ1昇格に貢献すると、翌年は史上初となる昇格初年度でのJ1リーグ優勝を経験した。2011年に右サイドバックに定着すると、そこから一気にブレイク。年代別の代表やA代表にも選出され、クラブワールドカップでの活躍で海外から注目され始めた。 そして、2012年7月にドイツのハノーファーへ完全移籍。2012年のロンドン五輪ではベスト4入りに貢献した。2016年6月にフランスのマルセイユにプレーの場を移し、2021年6月に浦和レッズへの完全移籍で9年ぶりの日本復帰。今もなお、その存在感は絶大だ。東京五輪ではオーバーエイジ(OA)として2度目の五輪に挑み、ここでもベスト4入りに貢献。ワールドカップメンバーには3大会連続で選出されており、言わずと知れた日本最強の右サイドバックだ。