欧州人気ホットハッチ中古車×4台を徹底チェック!VW ゴルフ GTIとその仲間たち
フォルクスワーゲン ゴルフ7 GTI
ゴルフ7 GTIは特に気負いがなく、日常的な使用に順応する。VWはGTIにクラブスポーツ(265馬力)と、より本格的なマススポーツ向けのTCR(ツーリングカーレーシング、290馬力)を設定した。後席なしのクラブスポーツSは310馬力を発揮し、乾燥重量は1.4トンを切る。
最も優れた点は、230馬力と245馬力のパフォーマンスバージョンで、トランスバースロックが装備されていること。弱点は、姉妹モデルのアウディS3と同様、GTIもグループのEA888エンジン(弱バージョン)を搭載していることだ。2016年以降のモデルはすでに16,000ユーロ(約256万円)前後で見つけることができる。残念ながら、ウォーターポンプの問題は残っている。インペラーだけでなく、ハウジングの部品もプラスチック製で、これは遅かれ早かれひび割れる。わずか6万kmの走行でポンプが水漏れるケースもある。
冷却水の出口はボンネットを開ければ見える。オプションのデュアルクラッチギアボックスは、通常はきちんと作動するが、必ずしもスムーズではない。DSGをリセットしても状況が改善されない場合は、ギアボックスのオイル交換をお勧めする。
生産期間: 2013~2019年 ● エンジン/駆動方式: 横置き4気筒、前輪駆動 ● 出力範囲: 220~310馬力 ● 平均中古価格: 約20,000ユーロ(約320万円)。
アウディS3
全輪駆動と豊富なパワーを備えたコンパクトなアウディ。このレシピは、1999年に登場した210馬力(後に225馬力)の初代S3ですでに完璧に機能した。第3世代は、最高の出来栄え、さらにパワーアップしたパワー(300馬力、310馬力)、そして多彩なバリエーションが印象的だ。
10年落ちで走行距離15万km超のモデルで2万ユーロ(約320万円)からと高額だ。弱点: EA888型4気筒エンジンは、オイルスクレーパーリングの問題で不評を買っている。1,000km走行あたり3リットル以上という恐ろしいオイル消費量が記録されている。