島根に浮かぶ「大根島」の呼び方は「だいこんじま?だいこんしま?」地元民も分かれる読み方の“正解”を徹底調査
国土地理院は「だいこんじま」
島内でも「しま」と「じま」の読み方が混在していたが、TSKさんいん中央テレビ入社30年以上の山根収アナウンサーは、どちらで読んでいるのだろうか。山根アナウンサーに聞くと「これは『だいこんしま』です。30年間『だいこんしま』と読んで来ました」と話してくれた。 また、地元のNHK松江放送局も、自治体に確認した上で「だいこんしま」と読んでいるという。 最後に、国内の全ての地図の基礎となる地図を作成し、「地名の権威」ともいえる国土交通省の特別機関「国土地理院」に確認すると、「だいこんじまです」との回答が寄せられた。松江市と合併する前の八束町時代に「大根島(じま)」と登録され、それから変更されないままだとしている。 これまでの調査を覆すような回答だが、かつては「じま」と濁るのが主流だったようだ。ただ、最近は濁らない「しま」が広がりつつあるようだ。 今回の調査では明確な「正解」は導けなかったものの、TSKさんいん中央テレビでは放送で使用する場合は、地元の松江市八束支所の見解に基づいて「だいこんしま」とお伝えすることにしている。 (TSKさんいん中央テレビ)
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