センバツ高校野球で5年ぶり8回目の“プラカード揮毫” 明誠学院高書道部員3人の思い【岡山・岡山市】
岡山放送
3月に開幕する春のセンバツ高校野球の入場行進で使われるプラカードの学校名を岡山市の高校生が書くことになり、2月13日から制作に取り組んでいます。 力強く筆を走らせるのは、岡山市の明誠学院高校書道部の1年生3人です。書いているのは、3月18日に開幕する春のセンバツ高校野球に出場する高校の校名です。書道部が2023年度、書道の中国地区大会で優勝したことを受け依頼されたもので、3人は、地元岡山県の「創志学園」広島県の「広陵」和歌山県の「耐久」の3つの高校の文字を担当します。 明誠学院高校がプラカードの校名を担当するのは5年ぶり8回目。生徒たちは半紙に向かって力強く読みやすい「かい書」で、一文字一文字を書き上げていきました。 (吉田真依さん) 「甲子園で高校生が一生懸命頑張るので、私もしっかりこの文字で頑張ってほしいという思いが伝わるように1画1画丁寧に書いた」 (岩男幸乃さん) 「半紙は縦長だが、プラカードは違う字形になるかもしれない。そこが難しかった」 (前山明咲さん) 「創志学園は元気が良くて、見る人に感動が届けられるように日々練習しているとネットの記事を見たので、創志学園にも、プラカードを見ている観客にもその思いが届けばいい」 プラカードの文字を担当するのは全国10の高校で、生徒たちが書いた文字はデジタル化され、プラカードに転写されるということです。生徒たちは13日の週のうちに作品を仕上げたいとしています。
岡山放送