シリーズ「こどものミライ」小中学生が「実現してほしい政策」を市長に提言「ことしの夏はすごく暑くて」その場で採用された案も 北九州市
FBS福岡放送
子どもたちが、自分たちの住む町の課題解決について考えました。北九州市の小中学生が「実現してほしい政策」を武内市長に直接、提言しました。
■小学生 「私たちは『こどもまんなか社会』に必要なことについて提言を行います。」 北九州市役所で開かれた「みらい政策委員会」には、市内の小中学校11校から24人が出席しました。子どもたちの目線を“まちづくり”に取り入れていこうと、北九州市が今年度から始めた取り組みです。
子どもたちはことし5月から、生活の中で感じている課題について考え、解決に向けた政策を学校ごとに話し合ってきました。
■小学生 「1つ目は市民センターの開放です。特にことしの夏はすごく暑く、学校の昼休みに外で遊ぶことができない日も多かったです。また、クラスで実際に小さなきょうだいのお世話をしている子がいて、地域で小さな子を連れて集まれる、過ごせる場所がないとのことでした。」
また、守恒中学校からは、不要になったコンタクトレンズのケースを市内全域で回収して資源化し、CO2削減に役立てる取り組みが提言されました。 武内市長はこの提言を受けて、ケースを回収するための箱を今年度中に市役所などに設置すると明言しました。 ■中学3年生 「子どもが言ってもと思っていたのですが、今回の取り組みを通して、子どもが声を上げたら本当に実現するんだなということが分かって、とてもうれしかったです。」 北九州市は「子どもの目線で考えることがみんなに優しい社会につながる」として、今後も市政について考えてほしいと話していました。 ※FBS福岡放送めんたいワイド2024年10月17日午後5時すぎ放送