滋賀銀行 昨年度決算2期ぶりに増益
BBCびわ湖放送
滋賀銀行は昨年度の決算について、円の利息収入が15年ぶりに増加に転じたことなどから、2期ぶりの増益となったと発表しました。
今月10日に発表された滋賀銀行の昨年度1年間の決算によりますと、銀行単体では、一般企業の売上高に相当する経常収益が、前年度比6.7パーセント増の1103億600万円。最終的なもうけを示す純利益は、9.3パーセント増の157億4600万円となりました。また、銀行単体に加え、グループ企業を含む連結決算でも3期連続の増収、2期ぶりの増益となりました。
2期ぶりの増益となった要因について、滋賀銀行堀内勝美常務は、「減少が続いていた円貨貸出し金の利息をボリューム増加や利回りの下げ止まりによる」としています。今年度の業績については、預金などの利息収入を見込むも賃上げなど人件費の上昇などもあいまって最終的な利益はほぼ横ばいの158億円と予想しています。