ABCテレビ

　大阪府東大阪市に住む９４歳の女性が死亡した事件で、女性の長男が２２日、取材に応じました。 　２０日午前３時前、東大阪市の住宅で、家族と同居していた髙田悦子さん（９４）が心肺停止の状態で見つかり、病院に搬送後、死亡が確認されました。 　警察によりますと、司法解剖の結果、死因は外傷性くも膜下出血などによる「多発外傷」だったということです。 　捜査関係者への取材で、女性の全身から古い打撲痕が見つかったことが分かりました。 　骨折も複数箇所にあり、転倒によるものではないということです。 　警察は、女性が以前から暴行を受けていた可能性もあるとみて、殺人や傷害致死の疑いも視野に捜査しています。 　２２日午後、女性の長男が取材に応じ「愛情をもって育ててもらった。母が亡くなってとても辛い思いです」と語りました。