まさに崖っぷち…正念場を迎えたドラ1投手(4)巨人で1度は育成落ちも
2024年シーズンに向け、各球団が戦力補強を続けているプロ野球。上位進出には新入団選手の台頭が必要不可欠であり、2023年ドラフト会議で指名されたルーキーたちにも大きな期待がかかっている。一方で、新戦力の加入で厳しい立場となった選手も存在する。ここでは、正念場を迎えているドラフト1位入団の投手を取り上げる。
平内龍太
投打:右投右打 身長/体重:185cm/99kg 生年月日:1998年8月1日 経歴:神戸国際大付高 - 亜細亜大 ドラフト:2020年ドラフト1位 2年連続Bクラスに終わった読売ジャイアンツ。投手陣で大きな期待をかけられている1人が、ドラフト1位入団の平内龍太だ。 神戸国際大学附属高校から亜細亜大学に進学した平内。しかし、故障で満足にプレーできない期間が続いていた。 それでも大学最終年に急成長を遂げ、自己最速の156キロを計測。2020年ドラフト会議で巨人から1位指名を受け、プロの世界に足を踏み入れた。 ルーキーイヤーは3試合登板で防御率14.40とプロの壁に苦しんだが、2022年はブルペン陣の一角を担い、53試合に登板。4勝4敗13ホールド、防御率4.32の成績を残した。 飛躍のシーズンとなった一方で、同年オフに右肘のクリーニング手術を敢行。この影響を受けて育成契約となった。 それでも2024年5月に支配下契約に返り咲き、11試合に登板した平内。2024年はフルシーズンでの活躍が期待されている。
ベースボールチャンネル編集部