よさこい力強く、大賞に「タキオン」(高知) 富山まつり最終日
第64回富山まつりは最終日の22日、メインイベント「富山のよさこい祭り」(野上健実行委員会長)の審査会を富山市中心部の城址大通りで開いた。県内外の59チーム、総勢約2400人が出場し、「TACYON(タキオン)」(高知)が大賞の北日本新聞社長賞に輝いた。 審査会は正午に始まり、踊りの技術や鳴子の音の響き、前進のスムーズさなどを評価した。出場者は華やかな衣装を身にまとい、城址大通りの約220メートルを踊りながら行進した。 富山城址公園の特設ステージでは、富山まつり初日の21日と22日で合わせて61チームが踊りを披露し、盛り上げた。今年は県外から41チームが参加した。野上実行委員会長は「多くのよさこい愛好家から富山が注目されている。規模拡大に向けて力を入れていきたい」と話した。 富山まつりは富山市、市観光協会、北日本新聞社などでつくる運営委員会が主催。 ▽準大賞=常磐、and As▽富山のよさこい祭り実行委員会長賞=湊や▽富山商工会議所女性会長賞=國士舞双▽富山商工会議所青年部会長賞=ぞっこん町田’98▽能登和っちゃ賞=早稲田大よさこいチーム東京花火▽どんGALA!祭り賞=旅鳥▽審査員特別賞=むすびのかみ、夢源風人、早稲田大“踊り侍”、Rey華繚乱