和気町の障害者支援施設で入所者に暴行しケガをさせた元職員の37歳男に執行猶予つき判決【岡山】
岡山放送
2024年6月、岡山県和気町の障害者支援施設で入所者に暴行し、ケガをさせたとして傷害などの罪に問われている元職員の男の裁判で、岡山地方裁判所は11月15日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。 判決を受けたのは、障害者支援施設の元職員で赤磐市に住む、田端裕喜被告(37)です。判決によりますと田端被告は24年6月、自身が働く施設の50代の男性入所者に対し、複数回蹴ったり顔面を壁に打ち付けたりするなど暴行し、全治約1週間のケガをさせたものです。 岡山地裁で開かれた15日の判決公判で溝田泰之裁判官は「施設利用者を介助するという立場にありながら、被害者にいら立ち感情のままに暴行に及んだ」としました。 一方で、謝罪の気持ちを表しているなどとして、懲役1年6カ月の求刑に対し、懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
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