Jリーグのイベントで子どもたちとサッカーを楽しむ小野伸二さん（手前左）

　Jリーグのサッカー教室「Jスマイルフットボールツアー」が21日、福岡市の福岡フットボールセンターであり、サッカー元日本代表の小野伸二さん（44）が小学生約120人とミニゲームを通じて交流したほか、気候変動に関するトークも行った。 ■大迫勇也夫妻が水着で寄り添う2ショット【写真】 　国内外でプレーしワールドカップ（W杯）に2大会出場した小野さんは、リフティングの超絶技巧を披露。子どもたちを沸かせた後、ミニゲームではアビスパ福岡OBの中村北斗さん（39）らとサッカーを楽しむことをテーマに子どもたち相手に巧みなフェイントを披露した。 　サッカー教室の後に行われた気候変動に関する「サステナトーク」ではJリーグのスタッフが、地球温暖化により2100年8月に福岡市の気温が41・9度まで上がるという環境省の予測や、ゲリラ豪雨で試合中止が相次いでいる事例を説明。小野さんは「暑くなるとサッカーをするのも大変。こういうふうにならないように、僕たちにはまだやれることがたくさんある」として、自身がこまめに電気を消していることを紹介した。 　Jリーグは環境省や明治安田と連係しながら環境問題に取り組んでおり、小野さんのツアーもその一環。今年4月から全国各地のJリーグクラブと行い、福岡が9カ所目。小野さんは「サッカーがうまくなることも、環境も、自分たち次第で変えられる。今何をしなければいけないか想像して頑張ってほしい」と子どもたちに呼びかけた。