【阪神】大雨ドロー 村上頌樹10奪三振も打線が12年ぶり8戦連続2得点以下で白星ならず
◆JERAセ・リーグ 阪神1―1巨人=10回降雨コールド=(16日・甲子園) 9回終了後の雷雨により、コールドゲームで引き分けた。阪神は今季2度目のドロー。先発の村上頌樹投手が7回5安打1失点、自己最多タイ10奪三振と好投したが、援護がなく、2勝目はならなかった。 【写真】】代走・植田海“ 神の右手”で同点ホーム 打線は初回に1死一、二塁で大山、佐藤輝が倒れると、1点を追う4回に絶好機を逃した。先頭の森下が右前へ。大山が中前打で無死一、二塁としたが、佐藤輝が空振り三振。続くノイジーの二飛は最悪の結果になった。右前に落ちるかに思われた打球が吉川の好プレーに阻まれ、飛び出した二塁走者の森下と併殺。昨季は3度の対戦で2つの黒星をつけた山崎伊に7回まで好投を許した。 7回1死二塁で木浪が投ゴロ。代走で出場していた二塁走者の植田が飛び出し、二、三塁間で挟殺プレーになった。相手のミスで逆に二、三塁と好機が拡大し、代打・糸原の右犠飛で同点に追いついたが、勝ち越しは逃した。 14日の中日戦(バンテリンD)で前の試合から全ての打順を組み替えたが、この日は“基本型”に戻した。1番・近本、4番・大山ら定番のオーダーで臨んだが、2012年の10試合連続以来、球団史上7度目の8試合連続2得点以下と苦戦が続く。
報知新聞社