2年連続出場「総附」2年ぶり出場「創成館」が決勝へ 全国高校サッカー選手権県大会準決勝《長崎》
NIB長崎国際テレビ
全国高校サッカー選手権の県大会は3日、準決勝2試合が行われました。 連覇を狙う長崎総大付属と初の決勝進出を目指す九州文化学園が激突した第1試合。 試合開始早々に総附のエースストライカー坂本選手が幸先よく先制点を奪います。 前半は1対0と長崎総大附属のリードで折り返し、両チーム得点を奪えないまま試合は終盤へ。 迎えた後半39分、九文陣内でのこぼれ球に反応した坂本選手がゴール右隅に落ち着いて流し込み、この日2点目を挙げます。 総附は直後にも追加点を奪い3対0とリードを広げます。 一矢報いたい九文はアディショナルタイム、華麗なパスワークから最後はサイク選手が決め今大会の得点ランキングトップとなる自身6ゴール目で1点を返します。 しかし、反撃もここまで。長崎総大附属が2年連続の決勝進出を決めました。 (長崎総大附属 坂本 錠選手 3年) 「2点目が決められて良かった。ラスト選手権絶対全国に行ってやるという気持ちで決勝勝ちたい」 準決勝もう1試合は、4年ぶりの王座奪還へ、約500人の応援団が詰めかけた創成館と、準々決勝で県高総体覇者の国見を破った鎮西学院の諫早ダービーとなりました。 試合は前半25分、創成館がオウンゴールで先制。 しかし、その後はポゼッションサッカーを展開する鎮西学院がペースを握ります。 後半36分、相手陣内でボールを受けた鎮西の辻丸選手が巧みなドリブルでディフェンスをかわすと、強烈なシュートを決めて試合を振り出しに戻しこのまま延長戦にもつれ込みます。 迎えた延長後半5分の創成館、堤選手のクロスに反応した1年生の酒井選手が、値千金の勝ち越しゴールで勝利。創成館が2年ぶりの決勝に駒を進めました。 (創成館 酒井 瑞生選手 1年) 「絶対チャンス逃さない気持ちで飛び込んだ。もっと先輩たちと長く(プレーを)したいので自分が決めて恩返しできるように精一杯頑張る」 決勝戦は今月17日、トランス・コスモススタジアムで午後0時40分キックオフ。NIBでは午後0時35分から実況生中継でお伝えします。