30代女性がロマンス詐欺被害に 県内11月も被害額1億8000万円 鹿児島
県内では相次ぐうそ電話詐欺やSNS型詐欺で、11月も約1億8000万円の被害が出ていたことが分かりました。 県警の発表によりますと、県内で11月に確認されたうそ電話詐欺とSNS型詐欺の被害件数は50件で、被害額はあわせて約1億8000万円でした。 今年1月から11月末までの被害件数は359件で、被害総額は約18億3000万円に上っています。 県警が26日に公表したロマンス詐欺の手口では、県内に住む30代の女性が韓国で宝石代理店の仕事をしているという男性とメッセージを通して親しい仲になり、 「アメリカで仕入れたジュエリーを私が日本に来るまで預かってほしい」と頼まれました。 女性が依頼を引き受けると、配送会社を名乗るアカウントから配送料をメールで請求されました。 女性は男性に連絡しましたが、「立て替えてほしい」と言われ、口座に現金を振り込み100万円をだまし取られたということです。 県警は会ったこともない相手からの現金の要求や儲け話は詐欺を疑い、家族や警察に相談してほしいと注意を呼びかけています。