人見知りの子でも挨拶ができた…! すべての子に伝えたい「挨拶をしなきゃいけない理由」
偏差値40台から、ほとんど塾に行かずに開成中学に合格したぎん太さん。その秘密はお母さんがいろいろな情報をカスタマイズしたり、独自に編み出してきた、おうち勉強法にありました…! お金をかけなくても、ラクに楽しく学ぶことができる! その目からウロコの勉強法を、現役高校生がゆる~いタッチで綴ります。 【漫画で読む】できて損をすることはない! 子どもに伝えたい「挨拶をしなきゃいけない理由」とは
できて損をすることはない! 「挨拶をしなきゃいけない理由」とは?
他人に挨拶するって、人によっては物凄く勇気がいることだったりします。 僕と下の弟ポンちゃんは父に似て(?)挨拶も見ず知らずの人と話すのも比較的苦ではないですが、上の弟コンちゃんはかなり緊張するようです。
母は挨拶が苦手だったけど、僕が生まれてから「挨拶をしなきゃいけない理由」がわかったそうで、僕たちによく話してくれました。 父は理由は言わず「絶対しろ」だけでしたが、そういうもんだと思えたので良かったです。
橋の下を通るとき橋が崩れてこないか心配で走る母はコンちゃんの気持ちを理解していた
コンちゃんは間違えたくなかったんだと…… 出かける前に玄関で言っておくと言いやすいみたい 心構えができていた方が言葉が出やすいのかもしれない
何年も根気よく挨拶をしなきゃいけない様々な理由を教えていた 挨拶は「仲良くするため」他人に敵意がないことを示すためにするけど
自分や家族を守るためにするんだよ
挨拶していると…… 危ないときに助けてくれるかもしれない それに大きな声で他人に話しかけられるようになる練習だよ 困っている人に声をかけたり
自分が困ってるとき知らない人でも「助けて」って言えるようになってほしい
コンちゃんはいまだに大声では挨拶できないが誰かが何かを落とすとどんなに遠くても駆けつけるしちゃんと助けてもらったりもしている
根気強く挨拶する良さを教えられてなかったら他人との距離がもっと遠かったかもしれないと思う
大学入試で、医学部は面接があります。 人見知りの友人は本当に嫌がっていましたが、僕は結構楽しみでした。 大学で新しい人間関係を築いていく中でも、挨拶ができるということの大切さを感じています。 初対面の人と話をすることの始めの一歩だと思います。 これから先も、仕事でもプライベートでも、挨拶できて損をすることはないだろうと感じています。 小さい頃は近所の人に顔を覚えてもらって、犯罪被害の予防だけではなく、色々と良くしてもらいました。 僕が学校から帰ったら家に誰もいなくて入れなくて近所をウロウロしていたとき、近所のマダムが「今日4時間授業だって!」と親に電話してくれて助かったこともあります。 「逆に犯罪に巻き込まれる」という説もあるので、そこは徹底的に防犯に関する教育をされていました。 (「知らない人について行かない」だけじゃなく、「知っている人にもついて行かない」、「車に乗ったり家に入らない」などなど…) また、困っている人に声をかける練習、逆に困ったとき『助けて』という練習になるというのも身をもって経験しました。 僕はファミレスで受験勉強中、困っているおばあさんに声をかけられず別の人が助けてしまって「もうちょっと勇気出していこう」と頑張り、その後別の人を助けることに成功しました。 コンちゃんは特訓の末、目を合わせてニコニコ…とまではいきませんでしたが、なんとか挨拶ができるようになり、今では頼んでもいないのに花屋で花束を値引きしてもらったり、たくさんの近所の人たちに優しくされています。 一回越えれば、ハードルは低くなります。 小さいうちから練習させてもらって良かったことの一つです。
【PROFILE】ぎん太
開成高校に通っていましたが、この春から医大生になりました! 母が考えた勉強法や家族のこと、学校生活をゆる~く綴っていきます。 ブログも書いてますのでフォローしてくださると嬉しいです! *自分や家族、友達の外見や特徴はガッツリ変えて描いてます!(僕を探さないで…) 母の教育法やおうちでの勉強法はリアルですので、参考にしていただけたら嬉しいです!