シン・サンウ監督(C)GOAL

女子韓国代表のシン・サンウ監督は、なでしこジャパン（女子日本代表）との試合に向けて意気込みを語った。 なでしこジャパンの最新メンバー2024 26日に国立競技場で行われる「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」。なでしこジャパンは佐々木女子委員長が監督代行を務め、男子日本代表として長年活躍した内田篤人氏がコーチとして参加することが大きな話題となっている中、約2年ぶりに韓国代表との一戦に挑む。 そんな中、韓国代表を率いるシン・サンウ監督が前日会見に出席。「準備期間は短かったが、最大限準備をしてきたつもり。明日は良い結果が出ることを期待している」としつつ、日韓戦の意義や韓国代表の強みなどの質問に答えた。 「日韓戦の意義に関して、特に大きな意義があるとは考えていない。 あくまでも日本女子代表と韓国女子代表によるサッカーの試合であり、私自身がそのことに関して大きな意味を見出していることはないよ」 「チームの強みとして、まずは選手たちのメンタルが非常に強いということが挙げられる。技術面に関して言えば、他のチームと比べて両足を使える選手が非常に多い。これも韓国女子の強みだと思っている」 「今後については、今まさに世代交代の真っ最中ということで、これから監督として多くの選手たちをチェック・起用して、韓国女子らしい色をつけていきたい」 また、なでしこジャパンについての質問には「代表監督がまだ空席であることは知っている」としつつ、「選手リストを見ると、海外組が非常に多く含まれている。これからも分かる通り、非常に技術力の高い素晴らしいチームだと考えている」とし、対戦に向けて意気込みを語った。 「高い技術力に対しては組織的なプレーで対抗しようと思い、トレーニングを重ねてきた。明日の試合は非常に素晴らしい、面白い試合になると思う。日本の選手たちがどのようなプレーを見せてくれるかというのも楽しみだし、韓国女子チームの選手たちがどのように対抗していくか、それについても期待をしている」