三軒茶屋の居酒屋「三茶呑場マルコ」が10周年 記念イベントに250人
居酒屋「三茶呑場(のみば)マルコ」(世田谷区太子堂2)が12月9日、オープン10周年を迎えた。(三軒茶屋経済新聞) 【写真】「金のポテサラ」と「前菜盛り合わせ」 運営会社「2TAPS(ツータップス)」の河内亮社長は大手アパレル企業出身で、26歳で飲食業界に転身し、32歳で同店を出店した。「物件探しに7カ月を費やした末にようやく見つけた場所」と話す。同社では現在、三軒茶屋に「ニューマルコ」「コマル」「食堂かど」、下北沢に「下北六角」(北沢2)、虎ノ門に「楽?」(港区)を展開している。 「三茶呑場マルコ」のコンセプトは「人と人をつなぐ酒場」。店名の由来は、「縁やつながり」を意味する「マル(円)」と、「子どものように初心を忘れないため」の「コ(子)」から。 店舗面積は約22坪。席数は32席。客数増加に伴い、2年前に増床し席数を増やした。 メニューは「金のポテサラ」(660円)、「塩引鮭とイクラの釜飯」(2,000円)、「前菜盛り合わせ」(2人前=2,000円)など。酒は、新潟の銘酒「〆張鶴(しめはりつる)」や自然派ワインなどを用意。コース料理(5,000円)も提供する。 10周年当日は記念イベントを開催し、約250人が来場しにぎわった。河内さんは「10年前、三茶といえば三角地帯が象徴的だったが、今では飲食を楽しめるエリアが広がった。マルコもさらに進化しなければ生き残れない。お世話になっている世田谷区を拠点に、感謝を還元できるような展開をしていきたい」と話す。 営業時間は、月曜~金曜=17時~24時、土曜=15時~24時、日曜・祝日=15時~23時。
みんなの経済新聞ネットワーク