「おいしいカニとってきてね」山陰の冬の味覚の王者「松葉がに」漁解禁前に「壮行会」(鳥取市)
山陰中央テレビ
山陰の冬の味覚の王者「松葉がに」、11月6日午前0時に漁が解禁されます。 これを前に、水揚げ港のひとつ、鳥取港では「壮行会」が開かれ、関係者や船員の家族が出漁する船を見送りました。 鼓笛隊代表: 「いってらっしゃーい」 5日鳥取市の鳥取港。 冬の味覚の王者「松葉がに」の漁が6日、解禁されるのを前に「壮行会」が開かれました。 岸壁では出漁の準備を終えた4隻の漁船に近くの賀露小学校の鼓笛隊が豊漁を願い、力いっぱいの演奏でエールを送りました。 荒れることが多い、これからの季節の日本海。 過酷な環境のなか、長期間の漁に臨む漁師たちに出漁を見守る家族も安全を祈りました。 漁師の孫: 「かにいっぱいほしいです!じいじー、がんばれー」 漁師の妻: 「とにかく元気で、怪我なく病気なく帰ってきてほしいなと思います」 第二永福丸・網師野和敬船長: 「カニにかける思いは漁師はただならぬものがあるので、僕たちがとってきた地元産の美味しい価値ある一枚を皆さんに食べてもらえるように少しでもとれるようにと思っている」 鳥取県内では鳥取港のほか、網代漁港、境港など4つの港からあわせて23隻が出漁し、6日午前0時の解禁と同時に一斉に網を入れ、それぞれの港で、7日、初競りが行われる予定です。
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