目黒蓮主演「海のはじまり」のクランクインに密着 過去の恋人“水季”との大学時代のシーンからスタート
Snow Man・目黒蓮が主演を務める月9ドラマ「海のはじまり」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)が7月にスタート。5月某日にクランクインを迎えた本作の現場の様子をリポートする。 【写真】キャスト、スタッフのあいさつを聞き笑顔で拍手をする目黒蓮 ■“親子の愛”をテーマにしたオリジナル作品 本作は、脚本・生方美久、風間太樹監督、村瀬健プロデューサーの「silent」(2022年フジテレビ系)チームが集結し制作する、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。 月岡夏(目黒)は大学時代、ふとしたきっかけで付き合うようになった同級生・南雲水季と幸せな日々を送っていた。しかし、就職活動を迎えようとしていたある日、突然、彼女から別れを切り出され、そのまま2人は別れることに。それから7年がたち、新しい人生を歩んでいた夏は、恋人・百瀬弥生(有村架純)と一緒にご飯を食べているときに、大学時代の友人からの連絡で水季が亡くなったことを知る。別れを告げられて以来一度も会うことがなかったこともあり、その事実に実感が湧かないまま葬式へと向かった夏は、そこで海(泉谷星奈)という名の幼い女の子と出会う。その女の子が、水季の子どもだということを知った夏は驚きを隠せない。そして、彼女の母親から、自分が海の父親だと聞かされる。自分の知らないところで、水季が自分との間にできた子どもを生み、何も言わずにその子どもを育てていたことを知った夏は、水季と海が過ごした7年という月日に思いをはせる。 ――という物語が描かれる。 ■目黒蓮のクランクインに密着 天候に恵まれた5月某日の朝、とある大学でクランクインを迎えた目黒。スタッフからのクランクインの宣言とともに「月岡夏役の目黒蓮さんです」と声が掛かると、大きな拍手で迎えられ、目黒は「よろしくお願いします」と笑顔でお辞儀をする。水季役のキャストや監督、プロデューサーのあいさつが続き、目黒も微笑みながら拍手を送り、その後はすぐに撮影を開始した。 夏は高校を卒業後、都内の大学へ進学し、その大学の新入生歓迎会の場で水季と出会う。夏は水季の話す言葉や考え方から、最初は「変な子だなぁ」と思っていたが、そのペースが心地よく、自然と距離が縮まっていったことで水季と付き合うようになる。 そんな夏と水季が出会って間もない大学時代、大学のラウンジでお菓子をつまみながら雑談をするというシーンが最初の撮影となった。夏の話し方や、リアクションの“間”の取り方を中心に、風間監督と相談をしながら、丁寧に夏というキャラクターを作っていく目黒。撮影の合間は、集中している様子だったが、時折水季役のキャストと小道具の動物の形をしたお菓子を見て何の動物か話している様子も見られた。 ■約300人のエキストラとの撮影も その後、部活やサークルの新入生を勧誘するイベントシーンの撮影のため屋外へ移動。約300人の大学生役のエキストラが参加し、リハーサルの段階からとても賑やかな雰囲気に。本番前の掛け声に活気があるエキストラを見て目黒も笑顔に。 たくさんのサークル勧誘を受けて、ビラを受け取りつつ、友人役のキャストと一緒に大勢の中を歩いていく様子が順調に撮影された。 撮影現場での目黒は、終始穏やかな雰囲気があり、丁寧に作品づくりに取り組んでいる様子が印象的だった。撮影初日は大学時代のパートだったが、自分と血のつながった娘がいると知るという、複雑な状況に置かれる28歳の夏のシーンにも期待が高まる。 ◆取材・文=水沢あすみ