新島八重との結び付き紹介 福島県会津若松市で同志社創立150周年記念講演会
学校法人同志社(京都市)の創立150周年記念講演会は21日、福島県の会津若松市文化センターで開かれ、同志社女子大名誉教授の吉海直人氏が演壇に立った。会津藩士の娘で、同志社創設者・新島襄の妻となった新島(山本)八重を取り上げ、会津や京都、同志社との結び付きを紹介した。 八重を主人公にしたNHK大河ドラマ「八重の桜」の放送から10年以上がたち、吉海氏は「八重によって新たな縁が生まれた。引き続き、活発な交流に期待したい」と呼び掛けた。八重の兄・山本覚馬も戊辰の戦禍に見舞われた京都の復興に尽力しており「(覚馬の)大きな役割にも光を当てていくべきだ」と述べた。 講演は会津まつりの協賛事業。同志社は来年で創立150周年を迎える。