デンソー、中高生向けデザイン思考ワークショップ開催へ…「動くもの」をテーマに次世代アイデア育成
デンソーは、一般社団法人CREATION DRIVEと共同で、中高生を対象としたデザイン思考ワークショップ「MONO-COTO CHALLENGE AICHI 2024」を12月14日と15日の2日間、デンソー名古屋オフィスで開催する。
このワークショップは、モノづくりやサービスを考える上で利用者のニーズを見出し、実際に形にする「デザイン思考」を学ぶ場として企画された。参加者は日常生活で気づいた小さな問題を解決するアイデアを具現化する方法を学ぶ。
今回のテーマは「人の暮らしを心地よくする『動くもの』」。参加者は掃除機やドライヤー、ペットロボット、モビリティなど身近な「動くもの」に着目し、新しいアイデアを生み出すことに挑戦する。段ボールなどを使ってアイデアを具現化し、利用者の立場に立ってその可能性を探る。
ワークショップでは、デンソーの「HX(Human Experience)デザイン」の考え方も取り入れる。これにより、単に便利なものを作るだけでなく、そのアイデアが社会全体や地球環境にも良い影響を与えるかどうかを考える機会を提供する。
参加対象は愛知県内の中学1年生から高校3年生までの学生で、募集人数は100名。応募期間は12月8日までとなっている。
デンソーは、このワークショップを通じて、参加者が自分にもアイデアを生み出す力があると気づき、新たな自信につながることを見込む。
このイベントは、次世代を担う若者たちにモノづくりの楽しさや創造性を育む機会を提供するとともに、未来の技術者やデザイナーの育成にも貢献する。
レスポンス 森脇稔