中居正広が謝罪 沈黙破り公式サイトに声明「トラブルは事実」 フジテレビは「事実確認を含め対応を継続」、TBSは「双方代理人などに事実を確認中」
女性とのトラブルが報じられているタレント、中居正広(52)が9日、所属事務所の公式サイトで報道内容に言及した。「トラブルは事実」などと謝罪する一方、「示談が成立し、解決している」と説明。その上で「今後の芸能活動も支障なく続けられる」との見解を示した。テレビ、ラジオのレギュラー番組が放送を休止する中、復帰については各放送局の判断に委ねる形となった。 【写真】中居正広、約30年前に大物司会者に恐怖した過去 レギュラー番組が放送休止するなど対応に追われる中、活動休止状態の中居が「お詫び」と題した文書を発表した。 昨年12月19日発売の一部週刊誌などで2023年6月に食事をともにした女性とのトラブルが報じられ、「私の至らなさによるものであります」と事実を認めて謝罪。 解決金9000万円を支払って示談したとも報じられており、文書では解決金の有無に言及していないが、「双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です」と説明した。 その上で「今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と活動継続は可能との見解を示した。 一方で、レギュラー番組を放送する各局はこの日、サンケイスポーツの取材に対応した。8日に「だれかtoなかい」の休止を発表したフジテレビは「昨年来、事実確認を含め対応を継続しています。また、出演者などとの関係性のあり方については改めて誠実に対応してまいります」とコメント。 テレビ朝日は「中居正広の土曜日な会」の休止を発表し、「今回の事態の真相に不明な部分があるので、当面の間休止し、その後、編成判断することになると思います」とした。「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」などを放送するTBSは「TBSグループの人権方針にのっとり、双方代理人などに事実を確認中です。今後の方針については、お答えを差し控えます」と回答した。 放送関係者によると、「トラブルの報道後、中居さんのレギュラー継続は本人の発表コメントも含めて検討するスタンスだった」と説明。活動継続の意向を受けて各局が判断することになるが、「ソフトバンクなどの出演CMの動画が削除されたことが大きく、各番組のスポンサーもこの判断に追随する可能性が高い」と地上波復帰は当面難しいと指摘した。 中居は報道後の対応として、「先方との解決に伴う守秘義務があることから、私から発信することを控えておりました」と説明。女性側とは「相手さまのご提案に対して真摯に向き合い、対応してきたつもりです」と明かした。
先月27日には有料会員サイトで報道には直接触れない形で「今向き合わなければならないことを真摯に、懸命に取り組んでおります」などとコメント。今回は報道内容に言及し、「事実と異なるものもある」と指摘。「手を上げる等の暴力は一切ございません」「当事者以外の者の関与といった事実はございません」と否定した。