各党、物価高対策を強調 消費税は与野党で対照的 問われる中長期の成長戦略 政策を問う②
立民は環境エネルギーなど4分野への重点投資を強調。維新は「既得権にとらわれない大胆な規制改革」、国民は「成長分野への投資減税」などを掲げ、共産は賃上げと一体で労働時間の短縮を主張する。
衆院選後は経済対策の議論や年末に向けて予算編成作業が本格化する。各党が訴える物価高対策や成長分野への投資を「絵に描いた餅」で終わらせないために、限られた財源を効率的に使って経済政策をどう実現するのか。各党は、有権者に丁寧に説明することが求められる。（永田岳彦）
