高橋洋子（2021年6月撮影）

　歌手高橋洋子（57）が20日、フジテレビ系「ぽかぽか」に生出演。人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌として大ヒットした楽曲「残酷な天使のテーゼ」の印税について言及した。 【写真】エヴァンゲリオンの手のひらで熱唱する高橋洋子 　番組恒例の質問コーナーで出た「一生、印税で暮らせる、っぽい」との質問に、高橋は指名される前から「聞いてよ、これ」と前のめり。MCハライチ澤部佑（38）が「これはマルでいいんですかね」と話したが、高橋は「×」の札を高々とあげて「おい、コラコラ」と何度も頭上で振ってみせた。 　共演者と会場からは「えー」と驚きの声が止まらなかった。高橋は「これはね、私、声を大にして言いたかった」と話し「みなさん、カラオケで歌ってくださいますでしょ。なんだかんだでいつも上位に、30年近く…まあ、ちょっと」と感謝すると、同曲が1位となっった「JOYSOUNDカラオケ30周年ランキング」のフリップが映された。 　ただ高橋は「よーく考えてみてください。洋子の歌は、カラオケで流れますか、流れませんか、ハイ、どーぞ」と共演者に向かってクイズ形式で出題。MCハライチ岩井勇気（37）は「あー、歌自体は流れないですよね」と納得すると、高橋は「ということで、私はカラオケの印税は0円でございます」と述べた。会場では「えー」と驚嘆の声が広がった。 　さらに高橋は「作詞家の及川眠子先生とか、作曲家の佐藤（英敏）先生とかに印税はいくわけですよ」と説明。「CDとか配信とかは歌が入っているから歌唱印税とかはあるんですけれども、でもカラオケは歌が抜けてますから、いくらかかっても『洋子には0円』」と話した。 　高橋は「みなさん『カラオケで歌ってます』ってすごいうれしいんですよ、みんなのっちゃってー、みたいな…だけど、洋子は…」と話して「0円」と再度強調。MC神田愛花（44）は「（印税が）入ってると思っていたから歌ってました。少しでもお金入ると思って」と驚きながら語った。高橋は「歌っていただけることはうれしいし、皆さんこれからも歌い続けてください。ただ、勘違いはやめて」とカメラ目線でアピール。高橋からコールするように「洋子は…」と話すと、共演者全員で「0円」と復唱していた。