限定963本の理由は? “ポルシェ感”がカッコいい! 革新とスピードにかける精神を体現する“タグ・ホイヤー”の新作クロノグラフ
●「競争(レース)」と言う意味を持つスペイン語「カレラ」
時間との戦いを意味する「カレラ」をプロダクトの名に冠するポルシェとタグ・ホイヤー。 【画像】「えっ…」こえがポルシェコラボの新作クロノグラフです(9枚) その2つの伝説的ブランドがコラボレートして生み出したタイムピースが、今回紹介する「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ × ポルシェ963」です。
スポーツカーブランドのポルシェは1954年、史上最も危険なレースと言われた「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」でクラス優勝を果たし、そのパワフルなモデルに「カレラ」という伝説的な名前を与えました。 一方タグ・ホイヤーの創業家の4代目であるジャック・ホイヤーは1963年、レーシングドライバーのロドリゲス兄弟から「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」の存在を聞き、自らが手がけた新作クロノグラフを「カレラ」と名づけたと伝えられています。 タグ・ホイヤーは「モナコ」や「フォーミュラー1」などカーレースをリスペクトしたコレクションで知られます。 そして、70年近い歴史を持つポルシェとの最新コラボは、ル・マン24時間レースで活躍してきた「ポルシェ963」のエレメントを巧みに取り込んでいます。 「ポルシェがレースで収めてきた数々の成功を、新作クロノグラフで祝えることを誇りに思います。と、タグ・ホイヤーの CEO、 ジュリアン・トルナーレが語る本作。 卓越したデザイン、耐久性、そして自らの限界を超えていく。タグ・ホイヤーが掲げるすべての価値観を象徴する、他に類を見ないタイムピースに仕上がっているのだと言います。 外見でまず目を引くのが、鍛造カーボン製のベゼルやレーシングポルシェのシャシーフレームを彷彿とさせるチューブラー形状を持つオープンワークダイヤルです。 搭載されるムーブメントは、垂直クラッチを採用した自社製クロノグラフムーブメントの「TH20-00」。 そして、レース開始を告げるシグナルを思わせる4時位置に配された赤のインデックスや、シースルーのケースバックからのぞく赤く染められたコラムホールが、「カレラ」という名にふさわしいレーシーな印象を与えています。 生産数はポルシェ963にちなみ、963本となっています。 ●製品仕様 ・型番:CBU2010.FT6267 ・価格(消費税込み):115万5000円 ・ケース素材:ステンレススチール ・ベルト素材:ラバー ・防水性能:100mm ・ケースサイズ:44mm ・ムーブメント:TH20-00 ・巻上方式:自動巻 ・パワーリザーブ:80時間 ・振動数:28800 (4Hz) ・機能:時、分、秒、クロノグラフ(1/4秒計、30分計、12時間計)、日付 ・限定数量:963本(シリアルナンバー入)
VAGUE編集部