JR西日本が中国第1代表 3年連続7回目の都市対抗出場
第95回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の中国2次予選は8日、山口県周南市の津田恒実メモリアルスタジアムで第1代表決定戦があり、JR西日本(広島市)がJFE西日本に勝ち、3年連続7回目の本大会出場を決めた。 【写真まとめ】2023都市対抗野球大会 全ホームラン 第2代表決定トーナメント3回戦では、伯和ビクトリーズが日鉄ステンレスに6―5で勝利。9日の第2代表決定戦はJFE西日本と伯和ビクトリーズの顔合わせとなった。 本大会は全国12地区の予選を勝ち抜いた31チームと、前年覇者で推薦出場するトヨタ自動車(豊田市)が出場。7月19日に東京ドームで開幕する。【吉川雄飛】 ◇スクイズで先制 JR西日本が14安打9得点で快勝した。四回に安田圭吾のスクイズで先制し、七回に4本の長短打を集め4得点。九回には植本亮太が2ランを放った。JFE西日本は打線が散発5安打。六回まで1失点の先発・大石将斗は七回につかまった。 ◇JR西日本・田村亮監督 これまで準備してきたことを選手たちが出してくれて、良いゲームにできた。選手たちには感謝したい。 (決定戦を振り返って)先発の花村(凌)もよく投げてくれたし、安田のスクイズから始まって長打で畳みかける理想の展開に持っていけた。 (本大会に向けて)中国地区の第1代表、本大会の優勝を(目標に)掲げて取り組んできた。今からしっかり準備して東京ドームでも良いプレーができるようにしていきたい。