双日、韓国・起亜のEVバン販売へ 2026年春ごろ発売 総代理店契約を締結
双日は24日、韓国・起亜と電気自動車(EV)のバンの日本発売に向け、販売総代理店契約を締結したと発表した。販売開始は2026年春ごろの予定。まず、同社が現在開発中の「PV5」の取り扱いを始める。以降もラインアップを追加し、国内での起亜車の販売拡大につなげる。 起亜によると、PV5は中型のモデルになるという。国内ではこのクラスのバンの選択肢が少ないとみており、商用などの需要を獲得する考えだ。また、PV5は新たなプラットフォームの採用で、駆動用電池の容量や荷室の形状などの仕様をユーザーの用途に応じて選択できるのが特徴。商用車だけではなく、タクシーやハイヤーなどにも使える多人数乗りも用意する。 一方、双日は国内で輸入車のディーラー業も手掛けており、起亜車の販売事業でもこれまでのノウハウを生かしていく方針だ。