１１月１９日は日中も肌寒さを感じる１日でした。 寒気の影響で、鹿児島県本土では日中の気温が２０℃に届かないところが多くなりました。 １１月に入っても暑さが続いていたこともあり、一気に季節が進んだ印象です。 １９日の県内は北からの寒気の影響で、この時期らしい肌寒い一日となりました。 気象台の観測では、１９日の最高気温は、鹿児島市で平年並みの１９．１℃と、今シーズン初めて２０℃を下回ったほか、阿久根市で１６・９℃、薩摩川内市で１８・４℃など、県内３３の観測地点のうち、２８地点で最高気温が今シーズン最も低くなりました。 河内杏月アナウンサー 「午後１時半すぎの鹿児島市天文館です。手元の温度計は、２１．７℃。風が吹くと少し肌寒く感じられます」 道行く人の中にはダウンジャケットなど、厚手の上着に身を包む人も。 中にはマフラーを身につけている人の姿もありました。 「風が冷たくて寒い」 「天気予報を見て、きょうから（ジャケットが）いるかなと思った」 「寒暖差が大きいので、服装で困る」 寒さを感じる１日でしたが、これでようやく平年並みに。 ２０日も、１９日と同じくらいの気温となりそうです。 １９日朝の最低気温が１０．４℃となった薩摩川内市、ホームセンターには午前中から灯油を買いに来る人の姿が見られました。 灯油を購入 「最近寒いです、もう（暖房を）入れます。今のところストーブだけ使う」 「今朝は寒かったから少し（ストーブを）つけた」 この店舗では、灯油１８リットルを２０２３年と同じ程度の１８７０円で販売しています。１８日までは、灯油を買いに来る人は少なく、販売数量は例年の半分程度にとどまっているということです。 ホームセンタータカミ・大平史郎店長 「今から寒くなり、（灯油販売に）期待している。寒いときは来るので、その時に灯油がなくてお客様に迷惑をかけないようにやっていきたい」 それでは週間天気です. ２０日以降も日中は２０℃前後の日が多いと言うことで、この時期らしい肌寒さが続く見込みです。また週末は再び冬型の気圧配置になるため、 気温が上がらず、冷たい風で体感温度はさらに下がりそうです。 資源エネルギー庁によりますと、県内の灯油１８リットルの平均価格は、２０２３年９月以降は２３００円前後で推移していて、１１日時点では平均２２９４円となっています。