SKE48林美澪、最後の「TIF」は初センター曲でスタート「今までで一番楽しいライブにしていきたいと思います!」
SKE48が8月2日、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」(8月2~4日、お台場・青海周辺エリア)のHOT STAGEに登場。定番の夏曲も繰り出し、熱いパフォーマンスで会場を沸かせた。 【写真】林美澪の初センター曲「あの頃の君を見つけた」でライブがスタート ■最新シングル「愛のホログラム」と夏のツアーが好調なSKE48 末永桜花がセンターを務める32ndシングル「愛のホログラム」が好調なSKE48。クールでシリアスな楽曲が、SKE48のいつもと違う一面を垣間見せ、新たな魅力が引き出されている。7月6日からスタートした全国ツアー「SKE48 SUMMER Tour 2024」も各地で大盛況で、8月3日に宮城・SENDAI GIGSでファイナルを迎えるが、TIFのステージはその前日ということでツアーの勢いも感じるものとなった。10月2日(水)に33rdシングルの発売も決定しており、グループの勢いが加速中。 ■初出演・大村杏「この景色を目に焼き付けて帰りたい」 そんなSKE48のTIF出演メンバーは、井上瑠夏、北川愛乃、坂本真凛、野村実代、荒井優希、太田彩夏、中野愛理、浅井裕華、鎌田菜月、熊崎晴香、倉島杏実、佐藤佳穂、末永、菅原茉椰、青木莉樺、林美澪、大村杏、原優寧の18人。 昼3時少し前、熱い太陽の日差しが下、「Overture」に合わせて18人が元気よくステージに登場し、「あの頃の君を見つけた」でライブがスタートした。この曲は2021年9月にリリースされた28枚目のシングルで、林がシングル表題曲初選抜&初センターを務めた楽曲。今月でグループを卒業する林の思い出深い曲が1曲目ということで、ファンのテンションも一気に高まった。 そして、「意外にマンゴー」「ごめんね、SUMMER」と夏曲を畳み掛けて、会場をさらに熱くさせた。 3曲を歌ったところで末永が「皆さん盛り上がってますか? 喉の調子、絶好調ですよね!」とあいさつ代わりに呼び掛けた後、1曲目でセンターを務めた林が「私にとって最後のTOKYO IDOL FESTIVALになるので、今までで一番楽しいライブにしていきたいと思います!」と元気よく宣言。 また、「愛のホログラム」で初選抜入りし、今回がTIF初出演となる大村は「私が想像する以上に皆さんがすごく盛り上がってくださって、テンション爆上がりでパフォーマンスさせていただいています。今日のこの景色を目に焼き付けて帰りたいと思います!」と笑顔を見せた。 続いて、最新シングル「愛のホログラム」を末永センターでパフォーマンスし、劇場公演の楽曲「チャイムはLOVE SONG」も披露。「アイシテラブ!」で“アイ・ラブ・ユー!”“アイ・シテ・ル!”を叫び、熊崎が「まだみんな燃え尽きてないよね! SKEのこと、もっと好きになってくれますか? 最後まで全力でコール、お願いしまーす!」とあおり、SKE48の代表曲で夏の定番曲「パレオはエメラルド」を歌唱し、メンバーもファンも完全燃焼して幕が下ろされた。 ◆取材・文=田中隆信 ■SKE48(TIF初日、HOT STAGE)セットリスト 「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」 ◇8月2日(金)◇お台場・青海周辺エリア 01.あの頃の君を見つけた 02.意外にマンゴー 03.ごめんね、SUMMER 04.愛のホログラム 05.チャイムはLOVE SONG 06.アイシテラブル! 07.パレオはエメラルド ■世界中からアイドルファンが集結 「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」は、お台場で開催される世界最大のアイドルフェス。アイドル戦国時代と称され、アイドルブームが再燃し始めた2010年に、日本初の“アイドルに特化した大規模同時多発的音楽フェス”として、東京・品川でスタートした。 新型コロナウイルスの影響により、2020年は初のフルオンラインフェス、2021年は一部ステージを有観客にしてリアルとオンラインのハイブリット型で、2022年は3年ぶりに会場全体を有観客に、2023年は4年ぶり観客による歓声、ジャンプも解禁して開催された。 そして、2024年も新たな試みを積極的に行いながら「アイドルシーンを盛り上げ広めていく」という変わらぬ目的のため、約200組のアイドルが出演し、世界中からアイドルファンを集めて開催される。